出典: ブリブリー百科事典『ホジペディア(Hojipedia)』
受賞を拒否した人物一覧(じゅしょうをきょひしたじんぶついちらん)は、その分野の第一人者でありながら主要な賞の受領を拒否した人物の一覧である。
※個人・遺族の意思であれば理由は不問。
※辞退理由については公表されたもの。
除外
※政治的圧力による辞退強要
※授与後に返還
※辞退以外の理由で授賞式を欠席した受賞者
ノーベル賞
* ジャン=ポール・サルトル(1964年文学賞)
* レ・ドゥク・ト(1973年平和賞)
政治的圧力による辞退者については「ノーベル賞#受賞条件と辞退」を参照
勲章
* ジャン=ポール・サルトル(1945年レジオンドヌール勲章)
国民栄誉賞
* 福本豊(1983年通算最多盗塁世界記録樹立)
「そんなもんもろたら立ち小便もできなくなるわ」
* 古関裕而(1989年遺族の判断で辞退)※死後に授与する制度への反発。
古関正裕「元気に活動している時ならともかく、亡くなったあとに授与することに意味があるのか」
* イチロー(2001年・2004年・2019年)2019年は愛知県民栄誉賞も辞退。
「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」(2001年)
「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する」(2004年)「人生の幕を下ろした時にいただけるよう励みます」(2019年)
* 大谷翔平(2021年)
「まだ早いので」
アカデミー賞
※基本的に辞退者であっても正式な受賞者として認定される。
* ダドリー・ニコルズ(1935年度脚色賞)※脚本家組合結成に向けての抗議運動
* ジョージ・C・スコット(1970年度主演男優賞)
『The whole thing is a goddamn meat parade. I don't want any part of it.』(「あんなクソ野郎たちの肉のパレードに関わりたくない(意訳)」)
* マーロン・ブランド(1972年度最優秀主演男優賞『ゴッドファーザー』)※ハリウッドにおけるネイティブ・アメリカンの差別的描写への抗議。授賞式ではアパッチ族の血を引く女性活動家サチーン・リトルフェザー(英語版)が抗議文を読み上げた。
* ウディ・アレン(9.11追悼企画のため出席した2001年度以外全て欠席)
「賞の考え方はばかげている。わたしは他人の評価に従うことはできない。なぜなら、賞に値すると他人に評価されて賞を受け入れるならば、彼らに賞に値しないと言われた時、それを受け入れなければならないからだ」